美少女フィギュア業界のブロガーとして、20周年を迎えたmoeyo.comの管理人「もんぷち。」が、美少女フィギュアメーカーや原型師さんに、気になったことをあれこれとお聞きする、以前「moeyo.comサポーターズ」有料会員様限定記事として好評いただいたこのインタビュー記事シリーズ「もんぷち。が聞く!」が、20周年の期間限定で復活!今回はメーカーインタビュー第一弾として、近年注目のアダルトフィギュアを出しまくっているフィギュアメーカー「ノクターン」さんにあれこれお伺いしました!画像はノクターンさんの代表的なアイテムの一つ「茜ハ摘マレ染メラレル 七尾茜 DXver.」。(公開:2025年04月)
「ノクターン」「のくちゅるぬ」「ノクタナス」はすべて「夜想曲」という言葉が元
もんぷち。(以下 も):本日はよろしくお願いいたします。早速ですが、御社の名前の由来などを教えてください!
ノクターンの中の人 Kさん(以下Kさん):夜のイメージを美しく表現した夜想曲という言葉を英語に言い換えると「”ノクターン”(nocturne)」となります。これが会社名「ノクターン」の由来です。
当社のネイティブグループ用のブランドである「”のくちゅるぬ” (nocturne)」はノクターンをフランス語に言い換えたもので、ネイティブグループ以外の流通向けとなるブランド「”ノクタナス” (nocturnus)」はラテン語に言い換えたものです。
因みに、”のくちゅるぬ”が平仮名になったのは、平仮名の方が艶めかしくアダルティだと思ったからです。
「素晴らしくとても人気の高い同人作品をフィギュア化したい」
も:よろしければ御社の立ち上がりなどの経緯をお聞かせください。
Kさん:弊社は2021年6月設立となります。
主に同人誌やオリジナルイラスト、アダルトゲームを題材に様々なフィギュアを展開し、現在に至るといった感じです。
も:アダルトフィギュアにターゲットを絞った理由など何かあるのでしょうか?
Kさん:当時、アダルトフィギュアの中でも同人作品からのフィギュア化は少ないイメージでした。
素晴らしくとても人気の高い同人作品をフィギュア化することで、フィギュア業界のみならず同人界隈も盛り上げていければという思いから設立いたしました。
フィギュア1商品で色んなシチュエーションを再現できるという事をポリシーとしております。
も:2021年6月設立とのことですが、2つのブランドを合わせるとわずか4年弱の間(インタビュー時2025年2月)に22種類の作品(通常/DXなどは合わせて1つとして計算)とかなりの数を商品化されていて、本当に精力的に活動されている印象があります。そんな中で特に反応が良かったものとかありましたか?
Kさん:そうですね…。「辻中みほ」「女月かえで」「七尾茜(通常/DX)」「リエッタ」などは特に良い反応をいただけた印象です。
「DXver.」付属のぶっ飛んだ差し替えパーツがインパクト抜群!
も:武田弘光さんイラストの立体化はとても再現度が高かったので、人気のものに2つも入っているのもうなずけます。
御社がフィギュア製作に対するポリシーというか、特に留意している点等ございますでしょうか?
Kさん:モチーフイラストの再現を念頭に、差し替えパーツによって別の作中シーンを取り入れるなど、フィギュア1商品で色んなシチュエーションを再現できるという事をポリシーとしております。
その為、1つの企画を練るのにも企画者の魂を込めて仕様を検討しております。
それに伴いパーツ数が他社と比較しても多く高額化してしまいますが、お求めやすい価格のセット内容も用意し、様々なお客様がお求めいただけるよう注力させていただいております。
も:お求めやすい価格のセットもあるのは本当にありがたいです!
Kさん:ノクターンはまだまだ新参者の会社ですが、商品開発を一所懸命行っていると、想定よりも早く市場での高評価も頂けて、有名権利元様、人気絵師様からも協力的な企画が進行出来ていて大変ありがたく感謝しております。
今後もフィギュア業界のみならず様々な業界を盛り上げていけるように頑張っていきたいです。
「こういった商品なら売れるのに…」という思いを悶々と抱えているような方が来てくれると心強い
も:なにか御社にまつわるエピソード的なものがございましたらお聞かせください。
Kさん:弊社にまつわるエピソードとして、他社からとあるフィギュア企画を引き継いだ際に、丁度そのフィギュアを予約しているという人間が面接に来た事があり、「丁度いいから君が担当してね」という話の流れから生産管理だけでなく企画まで任せる形となり、今では中核として活躍しています。もし一緒に働く人が来てくれる場合は、よく美少女フィギュアを買っていて、「こういった商品なら売れるのに…」という思いを悶々と抱えているような方が来てくれると心強いです。
も:フィギュアを予約している人が面接に来てそのことを面接中に打ち明けるのもすごいですし、「じゃあ君が担当してね」となっちゃうのも漫画みたいな展開でかなり面白いですね…!そういう熱い担当さんがやっていると思うとますます応援したくなっちゃいます!
そのような熱い担当もおられ、起業されてから短期間で堅実にヒットを飛ばしている御社ですが、企画に当たっては企画者の癖や好み、熱意などの直感、リビドー的な部分と、ビッグデータやリサーチなどの堅実なデータ的な部分、両方をすり合わせていると思いますが、最終的にこれで行こう!となる御社の企画決定で最も重視している部分は何でしょうか?
Kさん:ノクターンの企画に関しては、基本的に私含め、企画者の熱意や直感、リピドーによって進めておりますが、それだけではお客様に満足していただけないと思いますので、ビッグデータが伴わなければNGとなることももちろんあります。
新しい人員も増えた事もあり、癖の強い企画のみならず綺麗な企画も増えていくと思いますが、やはり弊社の最終的な企画決定で最も重視している部分は、企画者の熱意やリピドーとなりますね。
新鮮な体験を皆様にお届けできれば幸いです。
も:最後に御社フィギュアファンの方に一言お願いします。
Kさん:今後もとても素晴らしい作品を、今までのフィギュアでは無いような珍しい工夫やフェチを詰め込んで120%再現し、新鮮な体験を皆様にお届けできれば幸いです。
インタビューは以上となります!Kさんありがとうございました!
次回以降も不定期とはなりますが、20周年特別記事は今年(2025年)中、継続的にインタビューを掲載予定です!
moeyo.comの応援をどうぞよろしくお願いいたします!
文:もんぷち。
画像は「ワンダーフェスティバル2025 [冬] 」での「ノクターン」さんブース外観