1月13日、以前メッセでの告知でお伝えしたとおり、コミケ71のスーツ姿のセイバーさんが待機列看板だったTYPE-MOONブースで先行販売された、「Fate/Zero Vol,1　-第四次聖杯戦争秘話-」が発売されました。
(画像はメロンブックスでの販売の様子。)

「Fate/Zero Vol,1　-第四次聖杯戦争秘話-」の表紙と裏表紙。イラストはやはりFateといえばこの人、武内崇氏が担当されています。
B6変型　全428P
価格は税込1,300円。
これは、ニトロプラスダイレクト Fate/Zero公式の商品説明によると「TYPE-MOONの大人気ビジュアルノベル、Fate/stay night待望の外伝！10年前の第四次聖杯戦争の真相が、いま明らかになる……　筆を執るのは、ニトロプラスのシナリオライター、虚淵玄！TYPE-MOON×ニトロプラスによる究極のコラボレーション小説、ここに刊行！」というもので、オビの奈須きのこ氏のコメントでは「そう。ZEPOは正史であり、同時に『Fate/stay night』とは在り方を別にする伝奇アクションなのだ。〜中略〜いずれくる絶望と、その後に約束された希望を想いながら、衛宮切嗣とその宿敵である”あの男”の対決を心待ちにしてほしい。」とコメントされています。(Fate/Zero　公式)
虚淵玄氏は、Wikipediaによると、「小説家志望を経てニトロプラスに入社。美少女ゲーム的な描写よりも、銃器・戦闘シーン等の表現に定評があるライターである。また、『“Hello, world.”』では企画原案、『斬魔大聖デモンベイン』では監修を勤めるなど、ニトロプラス内では統括者的な役割を任されている面もある。」という方で、ニトロプラスの「Phantom -PHANTOM OF INFERNO-」「吸血殲鬼ヴェドゴニア」「鬼哭街」「沙耶の唄」などのシナリオを担当されています。

巻頭では、登場人物のカラーイラストが掲載されていました。
コミケ71で頒布されたものは、上記の小説のほか、material/Zero＆特製しおりと紙バックが付属していました。(しおり裏面)
material/Zeroは、武内氏による主人公の衛宮切嗣や、セイバー＆アーチャーといった、「Fate/stay night」にも登場するキャラなどのイラストラフや、武内氏、奈須氏、虚淵氏3名によるコメントなどが掲載されていました。
1月13日から販売されたものには、material/Zero＆特製しおりと紙バックは付属していません。
コミケ71で先行ゲットされたCOMUさんのFate/Zero　感想その1によると「ゲームの聖杯戦争とはちょっと違う本当の「バトルロワイアル」な聖杯戦争」とコメントされ、しょぼゲーマーの戯言あれこれ＋αさんの『Fate/Zero』 1巻感想では「執筆は奈須さんではなく、ニトロプラスの虚淵玄さんですが、 Fateの文体に合わせて書いて下さったようで、すんなりと違和感なく 世界に浸ることが出来たのです。」 とコメントされています。
また、虚淵氏のあとがきでは、いろいろと衝撃的なことが書かれていました。
続きが読みたいような、怖いような･･･ｗ

ほか、13日にアキバで入荷確認できたのは、キャラシティ、ニトロプラスブースで販売されていた「PB」と並べて販売していたとらのあな1号店、1、2F以外全フロアで販売していたとらのあな本店、以前告知をお伝えしたメッセサンオー3号店。
なお、「Fate/Zero Vol,1　-第四次聖杯戦争秘話-」は、カテゴリー的には同人誌扱いとなるらしく、Fate/Zero　公式によると、販売店舗は下記の店舗のみみたいです。(06.12.27現在)
■　アニメイト
■　グッドウィル
■　ゲーマーズ
■　ソフマップ
■　とらのあな
■　メッセサンオー
■　メロンブックス
■　ラオックス
今回発売されたものが「Vol,1」とあるように、Fate/Zeroは全4巻で完結予定で、Vol,2「王たちの狂宴」は2007年3月発刊予定となっています。

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